役割を担っていくプロセスの中で学ぶ ラーニングアート2005キッズワークショップ

ラーニングアートプロジェクト※の一貫として行われたラーニングアート2005キッズワークショップでは、「子どもが子どものためにするワークショップ」と題して、5人の子どもスタッフ(小学校高学年)が、12名の参加者(小学校中学年)をゲストとして迎えて開催しました。
スタッフとなった彼らは当日を迎えるにあたって、約1ヶ月間準備を行いました。はじめは、彼らが参加者として、NPOスタッフ主催のワークショップを体験します。その後、役割分担を行い、役割別のグループごとに、当日の内容を決めていきます。はじめは、ぎこちなかった子どもたちも徐々にスタッフとしての自覚が芽生え、準備の回数を重ねるごとに、自分たちで運営していくようになっていきます。そして最後は、NPOスタッフのやっていた仕事のほとんどを自分たちで行いました。
子どもたちは役割を担っていく過程の中で、自分たちが活動をしてきたことの意味をつかみ、その経験を通して徐々に納得してきています。その変化は、まるで「大人になっていく子ども」の発達段階を垣間みるようでした。

入れ子型のワークショップについて
一番中核になっている薄いライトブルーの部分がワークショップにゲストとして参加した小学生(中学年)12名です。その外側には、ゲストの12名に直接、支援するキッズスタッフの小学生(高学年)5名です。その外側には、キッズワークショップで、どんなことが起こっているのか、何をやろうとしているのかなどを見学者に説明するキッズスタッフの小学生(高学年)4名です。ここまでが今回の主人公であるキッズスタッフの責任範囲です。キッズワークショップと、外部の見学者のそれぞれの状況を記録していくために、テレビの取材というメタファーで記録係のビデオクルーの小学生(低学年)2名(※ビデオクルーには学生スタッフ2名がサポート)がいます。
※ラーニングアートプロジェクト
写真1 写真2 写真3